公益財団法人 科学教育研究会 設立者
理学博士
下泉 重吉
科学映像館(NPO法人 科学映像館を支える会)というサイトに
故下泉重吉が指導した映像がございます。
1956年制作という大変古いものですが、よくフィルムが残っており、
また多くの方が見られるように、音声動画共デジタル化して残して
いただいたことを感謝申し上げます。
コウモリやヤマネの冬眠についての参考になればと思います。
科学映像館トップからサイト内検索で『動物の冬みん』と入力していただくか、 科学映画ジャンル検索 ⇒ 動物 ⇒ 『動物の冬みん 学習映画大系理科シリーズ』 と辿ってご覧ください。
略歴
1902年 | 徳島県三好郡三庄村に生まれる |
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1932年 | 東京文理科大学生物学科(動物学専攻)卒業 |
1936年 | 東京高等師範学校教授 |
1949年 | 東京教育大学教授 |
1951年 | (財)科学教育研究会設立、理事長に就任 |
1955年 | 日本学術会議南極特別委員会委員 (財)日本自然保護協会理事 |
1957年 | 日本生物教育学会会長 |
1959年 | 京都大学 理学博士 「動物の冬眠に関する研究 」 |
1964年 | 東京教育大学名誉教授 |
1972年 | 勲三等旭日中綬章 |
1973年 | 都留文科大学学長 |
1974年 | 山梨県自然保護教育を進める会会長 山梨県自然保護教育推進委員会会長 |
1975年 | 逝去 |
下泉重吉の論文
1.下泉重吉(1935) | 冬眠中のヤマネ(Glirulus Japonicus)のガス代謝と外界温度との関係 (動物生態学雑誌, Vol.1,No.1) |
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2.SHIMOIZUMI,J.(1939) | Studies on the hibernation of Japanese dormouse Glirulus Japonicus(SCHINZ) (1) on the hibernation period.(Sci. Rep. T.B.D. Sect B. Vol.4,No.67) |
3.SHIMOIZUMI,J.(1940) | Studies on the hibernation of Japanese dormouse Glirulus Japonicus(SCHINZ) (2) on the body temperature during hibernation.(Sci. Rep. T.B.D. Sect B. Vol.5,No.67) |
4.下泉重吉・清水三雄・ 名倉於莵彦(1942) |
コウモリの成長に関する研究 (I) ユビナガコウモリの骨の相対成長(動物学雑誌,Vol.54, No.12) |
5.下泉重吉(1943) | 日本産ヤマネGlirulus Japonicus(SCHINZ)の冬眠に関する研究 (3) 冬眠要因としての温度(植物及動物, Vol.11, No.2) |
6.下泉重吉(1943) | 日本産ヤマネGlirulus Japonicus(SCHINZ)の冬眠に関する研究 (4) 体温と活動性について(動物学雑誌, Vol.55, No.4) |
7.下泉重吉(1943) | 日本産ヤマネGlirulus Japonicus(SCHINZ)の冬眠に関する研究 (5) 気温と活動性について(動物学雑誌, Vol.55, No.5) |
自然保護教育の基礎理念 | |
第一原理 | 自然を保護する心は 自然の美を感受することから始まる そして 生涯自然の美を求める習慣をつくる |
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第二原理 | 自然の仕組み−調和−を探求する |
第三原理 | 生命畏敬 生命尊重の心を基礎とする |
第四原理 | 生物進化の事実を中心とした 生態系進化の概念を導入する |
第五原理 | 教育の場は大自然の中に求め 教育の方法は 自然の事実の観察をもとにした帰納的学習でなければならない |
第六原理 | 自然及び自然資源を 賢明に利用する方法を探求する |
下泉博士について詳しくお知りになりたい方は、下泉重吉の娘が書いた著作がございます。
自然に学び、自然に従い、雑草のように力強く
今から50年も前に自然の保護を訴え、環境教育の重要性を力説した下泉重吉。
ヤマネの研究の先駆としても知られるこの日本最初の生態学者の足跡を、彼が愛した末娘がたどる。
発行:公益財団法人 科学教育研究会
平成15年10月発行
著者:下泉美冬
頒価:1,000円(税込) 送料無料
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